成長銘柄を分析。
クラウド先端テクノロジーとデザインで企業のDXを支援するフレクト(4414)の株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
フレクトの株価について
株価:1,619円
PER:17.3倍
PBR:4.36倍
※2024/11/22のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
上場した後はすぐに大きく下落して、2023年4月くらいまでは1,000円から1,500円あたりで推移していますね。
2023年中旬以降の株価は上昇が強い動きをしていましたが、2024年4月頃からは下落が強い動きですね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
フレクトの事業内容
DX支援などの「クラウドインテグレーション」、ドライバー働き方改革クラウドの「Cariot」を事業として展開しています。
2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証スタンダード市場へ移行しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2021/3 | 2,559 | -183 | -186 | -194 |
2022/3 | 3,642 | 256 | 240 | 266 |
2023/3 | 5,305 | 258 | 255 | 222 |
2024/3 | 6,928 | 757 | 751 | 440 |
2025/3 予定 | 8,171 | 952 | 944 | 569 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
2021年3月を除くと、売上は順調に伸びていますね。利益も伸ばしており、好調な感じの推移に見えますね。
キャッシュフロー推移
2023年3月期の営業CFはマイナスでしたが、2024年3月期は大きくプラスですね。
財務指標
自己資本比率:59.6%
ROE:25%
EPS:94.12円(予定)
配当金:0円(予定)
ROEは高く効率の良い経営が出来ているように見えますね。
今後のポイント
クラウドインテグレーションサービスは売上・利益ともに伸ばしており、今後の需要も望めそうですね。
2026年3月期に売上100億円目標、2027年3月期には東証プライムへの上場を目標にしています。現状の成長度を維持できれば十分達成可能な目標に見えますが、DX・クラウド関連は技術の進歩も早く、競合他社との競争などがポイントとなりそうですね。