ギフティ(4449)株価は下落が強く安い位置で推移

電子チケット・eギフト発券・流通を一貫展開しているギフティ(4449)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

ギフティの株価について

株価:1,047円
PER:——
PBR:3.74倍

※2024/6/6のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

2020年、2021年は上昇して5,000円近くまで上昇していますね。その後は下落が強く、1,000円あたりは安い位置ですね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

ギフティの事業内容

「eギフトプラットフォーム事業」を展開しています。eギフトとは、飲食・小売店などで商品やサービスと交換することができる電子チケットで、スマートフォン等のオンライン上で送付・使用することができるものです。

2019年に東証マザーズに上場、2020年に東証1部に市場変更、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2020/123,0821,1061,103752
2021/123,725308248150
2022/124,72336235210
2023/127,2261,2671,239129
2024/12 予定9,1091,7021,618

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売上は順調に増えていますね。利益もしっかり黒字を確保していますね。2021年12月期、2022年12月期の利益は減少していますが、2023年12月期にしっかり回復していますね。

キャッシュフロー推移

2021年12月期は投資CFが大きいですね。また、2023年12月期の営業CFは大きくマイナスですね。投資をしっかり行っている印象を受けますが、営業CFの推移は気になる感じですね。

財務指標

自己資本比率:36%
ROE:1.6%
EPS:4.43円
配当金:0円(予想)

ROEは低いですね。配当はこれまで出したことはないですね。

今後のポイント

事業は「eギフトプラットフォーム事業」です。中でも中心は法人向けの「giftee for Business」サービスです。

他には、個人向けのWebでeギフトを購入することができる「giftee」サービス、eギフトの生成システムを提供する「eGift System」サービス、地域通貨等の電子化のソリューションを提供する「地域通貨」サービスを展開していますが、売り上げに占める割合は低めです。

利用企業数は増えており、需要が拡大しているのに加え、ASEANへの展開するとしています。M&Aも進めており、更に伸ばす可能性がありますが、想定より伸びないリスクも考えられます。

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