出来高が増えている注目銘柄を分析。
家庭用ミシンの製造・販売などを行うジャノメ(6445)の株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
ジャノメの株価について
株価:830円
PER:10.1倍
PBR:0.43倍
※2024/8/27のデータ
株価の推移
過去10年の週足株価チャートです。
株価は2016年以降は1,000円以下で推移していますね。
2018年から2020年は下落が強い感じでしたが、2020年以降では上昇する時も出ていますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
ジャノメの事業内容
家庭用機器事業（ミシン）、産業機器事業、IT関連事業を展開しています。
1962年東証二部に上場、1963年に東証一部に変更しています。
業績の推移
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2021/3 | 43,839 | 4,931 | 5,032 | 3,945 |
| 2022/3 | 42,916 | 3,659 | 3,824 | 2,549 |
| 2023/3 | 38,571 | 2,120 | 2,400 | -393 |
| 2024/3 | 36,476 | 1,716 | 1,763 | 1,131 |
| 2025/3 予定 | 40,000 | 2,500 | 2,400 | 1,500 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売上・利益は伸びている感じはないですね。2021年3月期、2022年3月期の利益は好調でしたね。
キャッシュフロー推移
2021年3月期の営業CFは大きくプラスですが、2022年3月期は大きく減っていますね。
財務指標
自己資本比率:67.3%
ROE:3.4%
EPS:81.81円(予定)
配当金:40円(予定)
ROEは高いとは言えない数値ですね。配当金はしっかり実施していますね。
今後のポイント
ミシンの販売は、北米・欧州・インドなど海外でどこまで伸ばせるかがポイントとなりそうですね。
また、ソフトウェア開発や情報処理サービス、システム運用管理の受託等を行うIT関連事業は需要が大きく、売上・利益が順調に伸びているので、今後更にどこまで取り込めるかがポイントとなりそうですね。