データ分析活用でマーケティングプラットフォーム事業を行うマイクロアド(9553)。
株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
マイクロアドの株価について
株価:260円
PER:12.7倍
PBR:2.09倍
※2024/8/8のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
株価は安い時で500円以下、高い時で2,000円以上ですね。2023年は前半に大きく上昇しましたが、後半に同じくらい大きく下落していますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
マイクロアドの事業内容
自社製品の「データプロダクト」と、主に他社製品を扱う「コンサルティング」の事業を行っています。データプロダクトではオンラインの「UNIVERSE」が中心です。
2022年に東証グロース市場へ上場しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2020/9 | 10,917 | 254 | 258 | 43 |
2021/9 | 11,671 | 186 | 153 | -38 |
2022/9 | 12,227 | 626 | 592 | 496 |
2023/9 | 12,868 | 833 | 738 | 565 |
2024/9 予定 | 14,837 | 742 | 739 | 566 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売り上げは伸びていますが、大きく伸びているという感じではないですね。利益はしっかり黒字を確保していますね。
キャッシュフロー推移
営業CFはしっかりプラス、2023年9月期は投資CFが大きいですね。
財務指標
自己資本比率:45.4%
ROE:20.8%
EPS:20.44円(予定)
配当金:0円(予定)
ROEが高く、非常に効率的に経営が出来ていますね。配当金はこれまで出していないですね。
今後のポイント
データプロダクト事業は独自の分析技術で高収益を実現しており、データプロダクトを拡大することで収益性が向上しています。今後もデータプロダクトがどこまで伸ばせるかがポイントとなりそうですね。
また、Cookieの規制への対応のような技術革新への対応も今後の成長ポイントとなりそうですね。