出来高が増えている注目銘柄を分析。
日本駐車場開発の子会社でスキー場の運営を行う日本スキー場開発(6040)の株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
日本スキー場開発の株価について
株価:1,301円
PER:17.2倍
PBR:3.05倍
※2025/1/10のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
上場後直ぐを除いた場合、株価は安い時で600円くらい、高い時は1,200円くらいですね。
2023年以降は高めの位置で推移していますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
日本スキー場開発の事業内容
スキー場運営を行う「ウィンターシーズン事業」を展開しています。
2015年に東証マザーズに上場。2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2021/7 | 4,546 | -428 | -267 | -480 |
2022/7 | 5,569 | 254 | 345 | 32 |
2023/7 | 6,898 | 1,036 | 1,077 | 952 |
2024/7 | 8,245 | 1,552 | 1,554 | 1,093 |
2025/7 予定 | 9,600 | 1,700 | 1,685 | 1,150 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
2020年7月期、2021年7月期は売上、利益ともに減少しましたが、その後は増えていますね。2025年7月期も売上・利益ともに増加予定ですね。
キャッシュフロー推移
2021年7月期の営業CFはマイナスでしたが、それ以外はプラスですね。2024年7月期の投資CFが大きいですね。
財務指標
自己資本比率:58.5%
ROE:17.8%
EPS:75.72円(予定)
配当金:10円(予定)
ROEは高く効率的な経営が行えていますね。
今後のポイント
国内のスキーリゾートを運営しており、売上の多くがウィンターシーズン(12月~4月)です。スキー・スノボー人口は減少傾向で、国内スキー場の数も減少しています。
ウィンターシーズン以外のシーズン、インバウンド対策などが今後のポイントとなりそうですね。