東京通信グループ(7359)株価は緩やかな下落推移・上昇するときもあり

スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用を中心事業として行う東京通信グループ(7359)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

東京通信グループの株価について

株価:569円
PER:——
PBR:6.62倍

※2024/5/31のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

株価は2023年の上期に約4倍ほど大きく上昇していますね。2023年を除いた場合、安くて300円ほど、高くて1,000円くらいですね。

株価が上昇した2023年5月に株式分割を行い、1株を2株にしていますね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

東京通信グループの事業内容

スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用を主要な事業としています。無料アプリ内の広告枠で収益を上げています。また、多くの子会社を設立してメディア事業、プラットフォーム事業、メタバース事業も展開しています。

2020年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2020/122,449383369193
2021/124,731465424202
2022/125,071-54-45-265
2023/126,219-133357-204
2024/12 予定8,00040130-80

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売上高は増加推移していますね。利益は投資を行っているというのもあり、赤字の時もありますね。

M&Aや新規事業で事業スケールを拡大しており、売上高を伸ばしたのち、将来的に利益を拡大する成長イメージを持っていますね。

キャッシュフロー推移

2021年12月期の投資CFが大きいですね。2023年12月期の営業CFはマイナスですね。

財務指標

自己資本比率:21.1%
ROE:-22.6%
EPS:-7.99円(予想)
配当金:0円(予想)

自己資本比率は低く、赤字見通しですね。これまで配当を出したことはなく、今後の配当実施の可能性、実施時期については未定としていますね。

今後のポイント

事業の中心はスマートフォンアプリの広告収入が中心の「メディア事業」とサービス課金の「プラットフォーム事業」です。

現状はゲーム、アプリが中心なので、ヒット作が出れば大きく業績に貢献する可能性ある反面、ヒット作が生み出せないと徐々に売上が減少する可能性があると考えられます。

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