注文住宅の請負、建売住宅の販売などを行うアールプランナー(2983)。
株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
アールプランナーの株価について
株価:1,090円
PER:8.9倍
PBR:1.31倍
※2024/7/9のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
2021年後半に大きく株価が上昇していますね。3,000円付近まで上昇しましたが、2022年は大きく下落していますね。
大きく下落した後も上昇せずに厳しい感じでしたが、2024年7月に上昇していますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
アールプランナーの事業内容
「注文住宅」、「分譲住宅」などの「戸建住宅事業」が中心です。
2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2021/1 | 22,012 | 625 | 523 | 349 |
2022/1 | 28,057 | 1,519 | 1,383 | 960 |
2023/1 | 31,244 | 692 | 506 | 327 |
2024/1 | 32,070 | 532 | 357 | 221 |
2025/1 予定 | 37,500 | 1,180 | 970 | 650 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売り上げは好調に伸びている感じですね。利益は大きく変動している印象を受けますね。
キャッシュフロー推移
2022年1月期、2023年1月期の営業CFは大きくマイナスでしたが、2024年1月期はプラスになっていますね。
財務指標
自己資本比率:17.1%
ROE:5.2%
EPS:80.91円(予定)
配当金:30円(予定)
自己資本比率は低いですね。配当金はしっかり出していますね。
今後のポイント
売上の多くが「戸建住宅事業」の「分譲住宅」、「注文住宅」となっています。東海エリアが中心ですが、首都圏で高成長していますね。
首都圏エリアを更に伸ばして、2033年までに売上高1,000億円以上を目指すとしていますが、少子高齢化が進んでおり人口減少を避けることができないため、住宅需要が減少する可能性も想定されますね。
ほかにも、原材料コストなどもポイントとなりそうです。