建築図面・現場施工の管理アプリ「SPIDERPLUS」の開発・販売を行うスパイダープラス(4192)。
株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
スパイダープラスの株価について
株価:520円
PER:———
PBR:5.63倍
※2024/7/10のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
株価は高い位置で2,500円、安い位置で500円以下ですね。
2023年以降で見ると500円から1,000円の間で動いていますが、下落の方が強い印象を受けますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
スパイダープラスの事業内容
図面の管理や工事写真の整理など施工管理業務を効率化する建設DXサービスの「SPIDERPLUS」を展開しています。
2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2020/12 | 1,973 | 112 | 106 | 103 |
2021/12 | 2,206 | -433 | -503 | -511 |
2022/12 | 2,479 | -1,142 | -1,161 | -1,036 |
2023/12 | 3,194 | -442 | -452 | -463 |
2024/12 予定 | 4,321 | -429 | -446 | – |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売上は順調に伸ばしていますね。利益は2021年12月期以降は赤字が続いていますね。
キャッシュフロー推移
2021年12月期以降の営業CFはマイナスが続いていますね。
財務指標
自己資本比率:73.6%
ROE:-13.1%
EPS:-13.32円
配当金:0円(予定)
赤字なのでROEもマイナスですね。配当金はこれまで出していないですね。
今後のポイント
「SPIDERPLUS」は導入企業数は増加しており、売り上げを伸ばしていますね。2024年で先行投資を終え、2025年は黒字予定としているのは期待したいポイントですね。
今後は先行投資の効果がどこまで現れるか、技術革新や顧客ニーズにどこまで対応できるか、また、競合他社の動向などもポイントとなりそうですね。