AIメカテック(6227)株価は大きく上昇から下落推移

半導体、ディスプレー製造用インクジェット装置などの開発を行うAIメカテック(6227)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

AIメカテックの株価について

株価:2,381円
PER:92.3倍
PBR:1.57倍

※2024/6/25のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

上場後は2,000円以下で推移していますね。2023年の下期に大きく株価が上昇して7,000円まで行きましたが、その後は下落していますね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

AIメカテックの事業内容

AR・VR等に活用されるマイクロディスプレイ向け装置などの「IJPソリューション事業」、先端半導体パッケージ向け装置などの「半導体関連事業」、「LCD事業」を行っています。

2021年に東証第二部に上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証スタンダード市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2020/614,521468396291
2021/616,1051,010911696
2022/614,684735678478
2023/615,4615814691,193
2024/6 予定16,023349247160
※単位は全て百万円

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売上は伸びている感じはないですね。利益も2021年6月期から減っていますね。業績だけを見ると厳しそうな感じがありますね。

キャッシュフロー推移

営業CFは2021年6月期、2022年6月期はプラスでしたが、2023年6月期はマイナスですね。

財務指標

自己資本比率:41.7%
ROE:16.8%
EPS:157.02円(予定)
配当金:45円(予定)

利益は減少予定ですが、それでも高い利益率ですね。配当金もしっかり出していますね。

今後のポイント

IJPソリューション事業は設備投資の見直しが気になるポイントですが、好調ですね。半導体業界は需要が見込まれる分野で今後も積極的な設備投資が想定されますね。

LCD事業は顧客の投資抑制、受注・出荷が想定より厳しくなっているのは気になるポイントですね。

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