ROBOTPAYMENT(4374)株価は緩やかに上昇していたが下落推移に

ネット決済代行サービスや請求一元管理を提供するROBOTPAYMENT(ロボペイ)(4374)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

ROBOTPAYMENTの株価について

株価:2,092円
PER:35.8倍
PBR:8.43倍

※2024/6/14のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

株価は最高値は4,500円付近、最安値は1,200円付近ですね。2023年以降は上昇推移していましたが、2024年は少し下落が気になる感じの動きをしていますね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

ROBOTPAYMENTの事業内容

定額課金サービスを手掛ける事業者の顧客管理・定期課金を行うSaaSの「サブスクペイ」と、請求業務を効率化・自動化するSaaSの「請求管理ロボ」が現状の主なサービスです。

2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2020/121,0788679109
2021/121,394201199135
2022/121,731-58-59-29
2023/122,213229229148
2024/12 予定2,578320320220
※単位は全て百万円

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売上は毎年しっかり伸ばしていますね。利益は2022年12月期は赤字になりましたが、それ以外は順調に伸びている感じですね。

キャッシュフロー推移

営業CFはプラス・マイナスを繰り返していますね。

財務指標

自己資本比率:13.5%
ROE:22.4%
EPS:58.7円(予想)
配当金:10円(予想)

自己資本比率は低めですが、預り金影響を除くと、実質的な自己資本比率は56.3%としていますね。

今後のポイント

売上は順調に伸ばしており、新サービスの「1click後払い」も売り上げが順調に伸びています。費用投下を「売り上げ拡大を重視し、積極的に行う方針」から「最適なコストで最大パフォーマンスをだす方針」に変更しています。

また、一定の利益創出が出来たため、2024年12月期に配当実施予定なのも今後に期待が持てそうです。

しかし、クラウドサービスは進歩も早く、より画期的なサービスが誕生する可能性などの他社との技術競争が発生するリスクも想定されます。

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