出来高が増えている注目銘柄を分析。
韓国エンタメ大手傘下でコンテンツを展開するストリームメディアコーポレーション(4772)の株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
ストリームメディアコーポレーションの株価について
株価:131円
PER:26.3倍
PBR:2.36倍
※2024/11/22のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
株価は上場後に大きく上昇・下落して、2010年以降は1,000円以下で動いていますね。
2022年以降で見ると3倍くらい上昇する時もありますが、安い位置で推移していますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
ストリームメディアコーポレーションの事業内容
コンサート事業などの「エンターテインメント事業」、作品の販売などを行う「ライツ&メディア事業」を展開しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2020/12 | 4,270 | -1,200 | -1,206 | -1,241 |
2021/12 | 5,631 | -648 | -632 | -286 |
2022/12 | 7,078 | -381 | -366 | -303 |
2023/12 | 8,910 | 181 | 191 | 261 |
2024/12 予定 | 9,444 | 232 | 234 | 577 |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売上は減少していましたが、2021年12月から増えていますね。利益は赤字が続いていましたが、2023年12月に黒字回復。2024年12月も黒字予定ですね
キャッシュフロー推移
営業CFは大きくマイナスの時もありますね。
財務指標
自己資本比率:47.5%
ROE:4.2%
EPS:4.98円(予定)
配当金:0円(予定)
ROEはものすごく高くは無いですね。配当金は出していないですね。
今後のポイント
コンサート事業では動員数が回復し売上、利益が大きく回復していますが製作費が高騰しているのは注意したいポイントですね。
また、確保している人気アーティスト活動が休止となった場合や、コンテンツ版権の購入費などが大きく業績に影響を及ぼす可能性があるのもポイントとなりそうですね。