出来高が増えている注目銘柄を分析。
IoT関連事業を行うアプリックス(3727)の株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。
株価情報
まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。
アプリックスの株価について
株価:189円
PER:———
PBR:1.61倍
※2024/10/9のデータ
株価の推移
上場以降の週足株価チャートです。
株価は上場した後数年で大きく変動していますね。高い時は10,000円も超えていますね。
2020年以降では高くても500円以下で、低い時は100円近くですね。過去に比べるとかなり安い位置ですね。急上昇する時もありますね。
業績について
事業内容・業績推移をチェックしていきます。
アプリックスの事業内容
子会社が行う音声・通信サービスの提供などの「ストックビジネス事業」、ロケーションビーコンなどの「システム開発事業」を展開しています。
2003年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。
業績の推移
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
---|---|---|---|---|
2020/12 | 3,384 | 54 | 39 | 84 |
2021/12 | 3,504 | -102 | -104 | -106 |
2022/12 | 3,496 | 90 | 93 | 185 |
2023/12 | 3,761 | 321 | 319 | 336 |
2024/12 予定 | 4,235 | – | – | – |
通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。
売上は大きく減少、利益は赤字でしたが、2020年12月期に売り上げが大きく伸びて、2022年12月期、2023年12月期は黒字回復していますね。
キャッシュフロー推移
営業CFは大きくマイナスから回復してプラスですね。
財務指標
自己資本比率:79.6%
ROE:13%
EPS:13.68円
配当金:未定
ROEは高いですね、配当金は無配から未定に変更していますね。
今後のポイント
MVNOサービス、IoTを中心に切り替えたことで大きく業績が回復しました。MVNO市場は競合も多く、既に飽和状態のため、M&Aを含めた他のサービスなどが成長のポイントとなりそうですね。