Finatextホールディングス(4419)株価は上昇気味に推移

証券や保険の基幹システムをクラウド化して提供するFinatextホールディングス(4419)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

Finatextホールディングスの株価について

株価:897円
PER:249倍
PBR:5.49倍

※2024/6/19のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

株価は上場以降に大きく下落して300円近くまで下がっていますね。その後は上昇して1,000円あたりが高めの位置で600円あたりが安めの位置ですね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

Finatextホールディングスの事業内容

資産運用・保険ビスネス向けのインフラストラクチャを提供する「金融インフラストラクチャ事業」、フロントエンドのアプリケーション開発や汎用的な技術ソリューションを提供する「フィンテックソリューション事業」、「ビッグデータ解析事業」などを行っています。

2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2021/32,751-633-757-1,012
2022/32,724-542-588-669
2023/33,820-328-324-388
2024/35,375204194-78
2025/3 予定7,627686643180
※単位は全て百万円

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売上・利益ともにいい感じに増えていますね。2024年3月期に営業利益・経常利益が黒字となっているので、これからどこまで利益を伸ばせるかがポイントになりそうですね。

キャッシュフロー推移

営業CFはマイナスが続いていますね。資金調達はしっかり行っていますね。

財務指標

自己資本比率:40.6%
ROE:-1.0%
EPS:3.54円(予想)
配当金:0円(予想)

ROEはマイナスですね、EPSはプラスですが、まだ小さいですね。

今後について

既存サービスは順調に件数が増え、新サービスの提供を開始しています。

売上を好調に伸ばし、2024年3月期は営業黒字に、2025年3月期は更に増益予想としており今後の成長期待がありますね。ただし、クラウドシステムはセキュリティ面などを含めて高い技術力が必要となり、進歩も早くコストが想定より膨らむ可能性もあるのは注意するポイントですね。

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