QDレーザ(6613)株価は下落して安い推移で厳しめ

半導体レーザー技術を活用したデバイスを開発、販売しているQDレーザ(6613)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

QDレーザの株価について

株価:454円
PER:——
PBR:3.35倍

※2024/7/5のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

上場して約半年後の2021年8月から大きく下落していますね。500円くらいで推移し、一時的に上昇しているときもありますが、大きく上昇してはいないですね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

QDレーザの事業内容

量子ドットレーザ、DFBレーザなどのデバイス製品の販売を行う「半導体レーザーデバイス事業」と、レーザ網膜投影技術を用いた「視覚情報デバイス」の事業を行っています。

2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2021/3895-654-707-879
2022/31,101-931-893-880
2023/31,159-556-546-550
2024/31,247-604-600-642
2025/3 予定1,245-589-592-596
※単位は全て百万円

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

利益は赤字が続いていますね。売り上げは緩やかに伸びていますが、2025年3月期の予定は横ばいですね。

キャッシュフロー推移

営業CFはマイナスが続いていますが、プラスに近づいていますね。

財務指標

自己資本比率:92.1%
ROE:-12.7%
EPS:-14.29円(予定)
配当金:0円(予定)

自己資本比率は高いですね。赤字なのでROEは厳しいですね。配当金はこれまで出していないですね。

今後のポイント

高い半導体レーザー技術を用いた事業を展開しており、様々な分野で需要が見込める製品を開発・販売しています。

早期黒字化を目指していますが、連続赤字で推移しており、売上も大きく伸びているとは言えないのは注意したいポイントですね。

タイトルとURLをコピーしました