レナサイエンス(4889)株価は緩やかに下落が強めの推移

低分子化合物を使い治療薬を開発する、創薬ベンチャーのレナサイエンス(4889)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

レナサイエンスの株価について

株価:345円
PER:———
PBR:2.78倍

※2024/7/25のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

株価は高い時が上場後の1,000円くらい、安い時は300円くらいですね。大きな流れとしては緩やかに上昇・緩やかに下落という感じに見えますね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

レナサイエンスの事業内容

医薬品、医療機器、人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器などの開発・販売を行っています。

2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2021/3209-86-90-100
2022/3139-210-241-254
2023/3100-333-333-335
2024/3194-252-251-258
2025/3 予定105-257-257–91
※単位は全て百万円

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

売り上げは不安定な感じですね。利益は赤字が続いていますね。医療ベンチャーにはよくある感じですね。

キャッシュフロー推移

営業CFはマイナスが続いていますね。現金・現金等価物はしっかり確保しているように見えますね。

財務指標

自己資本比率:76.9%
ROE:-14.9%
EPS:-8.53円(予定)
配当金:0円(予定)

赤字なのでROEも大きくマイナスですね。

今後のポイント

医薬品事業は、開発費・開発期間が大きいですが、上市すれば高い収益が期待できます。医療機器・プログラム医療機器はリスクが小さく、早期収益につながります。

2つの事業を同時に複数進めることで、リスクを分散しながら早期の黒字化と収益の拡大を目指しています。

今後は開発状況の進捗や黒字化がいつになるかがポイントとなりそうですね。

タイトルとURLをコピーしました