ステラファーマ(4888)株価は長期下落推移だが急上昇する時もあり

がん放射線治療用ホウ素医薬品の開発・販売を行うステラファーマ(4888)。

株価指数、業績推移、財務状況をチェックしていきます。

株価情報

まずは株価の指標・推移をチェックしていきます。

ステラファーマの株価について

株価:335円
PER:——
PBR:4.41倍

※2024/5/31のデータ

株価の推移

上場以降の週足株価チャートです。

株価は安くて約200円、高くても約1,000円ですね。今のところものすごく大きく変動している感じはないですね。医薬品は大きく変動する印象があるので、しっかりチェックしていきたいですね。

直近で見ると緩やかに下落していましたが急上昇もしていますね。

業績について

事業内容・業績推移をチェックしていきます。

ステラファーマの事業内容

ステラファーマはステラケミファ(4109)の子会社で、BNCT事業の本格化で2007年に設立されました。BNCTとは「ホウ素中性子捕捉療法」の略称です。従来の癌治療法(放射線療法)に代わる治療法として、臨床評価されています。

2021年に東証マザーズに上場、2022年に市場区分の見直しに伴い、東証グロース市場へ移行しています。

業績の推移

決算期売上高営業利益経常利益当期利益
2021/3205-680-656-659
2022/3100-741-764-767
2023/3229-806-775-778
2024/3269-760-760-763
2025/3 予定930-252-257-260

通期の売上高と経常利益をグラフにしたものです。

利益は赤字が続いていますが、2025年3月期は中国向けの輸出取引の開始を見込んでおり、大きく売り上げが増える予定としていますね。

さらに、中期経営計画では2027年3月期に売上高16億円と営業黒字を目標としています。今後に期待したい目標ですね。

キャッシュフロー推移

営業CFはマイナスが続いていますね。2022年3月期の財務CFは大きくプラスですね。

財務指標

自己資本比率:62%
ROE:——
EPS:-8.33円(予想)
配当金:0円(予想)

赤字予想で配当は出したことはないですね。

最後に

事業はBNCT(ホウ素中性子補足療法)に用いるホウ素薬剤開発、製造販売を行っています。認知度が向上しており今後は中国だけでなく、欧米など海外展開も視野に入れています。

研究開発費が大きく連続赤字ですが、2027年3月期には黒字を目指しています。

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